省コスト、操作性、省資源に優れた環境にやさしい空冷式熱交換器
冷却媒体に空気を使う空冷式熱交換器は、水冷式熱交換器に比べ、省コスト、操作性、省資源の点において優れています。
当社はエンジニアリング経験と実績をもとに、回転数などの自動制御機能による運転コストの抑制や周辺環境を配慮した空冷式蒸気復水器の設計製作、据付を行っています。
空冷式の利点
- 水供給源の少ない立地での設置も可能
- 冷却媒体は空気の為、ランニングコストが軽減
- 容易な定修時の点検・清掃で施設維持が可能
- 騒音要求に応じたオーダーメイドの設計
- 高い制御性 過冷却を防止する独自開発のタービン復水器
主な特徴
- 省電力化インバータ化による負荷制御
- 配置条件に合わせた形状設計適正運転ができるフィンチューブの適宜設計
- 騒音公害の抑制低騒音形·極低騒音形ファンを採用
空冷式熱交換器は、無限にある空気を冷却媒体として蒸気を冷却(凝縮)する機器です。
TPS式空冷熱交換器は、伝熱管(ボイラチューブ等)に円形アルミフィンを装着した管束(フィンチューブの束)と空気を送る送風装置およびそれらの支持架構から構成されます。
管束においては、フィンチューブのフィン数9・11(FIN/INCH)の選択により配置条件にマッチする形状の設計ができます。
また、送風装置では、環境に配慮し、低騒音形・極騒音形のファンを採用し、自動可変羽根ピッチ方式またはインバータによる負荷制御での経済的な運転を可能とします。
納入実績(1978年~2019年)
加圧用蒸気復水器・・・178基
真空用蒸気復水器・・・202基
(主な納入先・・・地方自治体、バイオマス発電所)